株式会社カーザ

住まいの設計・デザイン・インテリア・不動産全般

建て方編

“建て方”とは、現場で建物の主要な構造材を組み立てることを言います。木造住宅の場合、土台の据付から柱、梁、棟上げまでの作業工程のことになります。では、ここからは建て方を順に追っていきましょう。
① 足場の組立
ここからは高さのある工事に入る為、足場を組んでいきます。
② アンカーボルトの穴あけ
アンカーボルトと土台の木材をしっかりと繋げる為、大工さんが木材にアンカーを通す穴を開けているところです。
③ 基礎パッキン工法
基礎と土台の間に『基礎パッキン』と呼ばれる通気部材を敷いていきます。パッキンを使うことで基礎と土台の間にすき間をつくり、湿気の溜まりやすい床下の換気を行うことができます。
④ 床断熱
地面に最も近く、常に外気と湿気にさらされている床下の断熱は、建物や人間にとって大切なポイントです。その為、外部の温度(熱気、冷気)の影響を受けないように建物一階床下の全面に断熱材を取り付けます。
⑤ プレカット木材01
プレカット工場で予め加工された木材がぞくぞく搬入されてきました。いよいよ上棟に向け本格的な工事が始まります。カーザでは、土台に全て4寸角の木材を使用しています。
⑥ プレカット木材02
搬入された木材には『い10』のように、プレカット工場にて材料に記号が記載されています。その材料と一緒に持ち込まれたプレカット図を見て、材料との照合をしていきます。
⑦ 上棟工事開始
土台の周りに足場が組まれ、いよいよ1階の柱の建て込みが始まりました。『建込』とは柱や型枠など部材を縦にして、所定の位置に据え付けることです。
⑧ 骨組みの組上げ
1階部分の建込が終わると、今度は横架材の取付に掛かります。少しずつ家のかたちが見えてくるようになってきました。
⑨ 棟木
1階の建て込みからわずか1日で棟木まで一気に組み上げます。棟木まであげれば、いわゆる『上棟(棟上げ)』になります。
⑩ 剛床工法
床下地合板を厚くして、直接梁材に留め付ける工法。頑丈な造りになり、家屋のねじれを防止し耐震性や耐風性に優れた効果を発揮します。また、厚くすることでたわみが減少し、床鳴り防止と同時に耐火性能も上がります。
⑪ 筋交い
柱と柱の間に斜めに入れて建築物や足場の構造を補強する部材。構造体の耐震性を強める効果があり、建築基準法では一定の割合で筋交いを使用することが義務づけられています。接合部分は金物で固定されています。
⑫ 棟上げから3日
1階に構造用合板が貼られ、ますます家の形になってきました。『構造用合板』とは主に木造建築物の壁・床・屋根下地材として用いられる板の事で、優れた耐震・耐風・気密・防音性が確保できます。
⑪ 屋根断熱
屋根に断熱材を施工することによって、夏季の日射による侵入熱を低減し、室内温度の上昇や火照りを抑え、冷房エネルギーを低減することができます。
⑪ 野地板
野地板とは、ストレートや瓦など屋根材の下地材のことです。主に構造用合板の12ミリを使用しています。
⑪ 屋根工事
『小屋組み』と言われる2階天井から棟木までの建て込みを終えると次は屋根工事です。垂木が組まれ、その上に野地板を設置、次に防水に欠かせないアスファルトルーフィング…と施工していきます。
⑪ 屋根仕上げ
スレート(仕上材)の施工が完了しました。今回は優れた耐久性、耐候性、遮熱性、耐汚染性のガルバリウム鋼板を使用しています。
Share / Subscribe
Facebook Likes
Tweets
Hatena Bookmarks
Pinterest
Pocket
Evernote
Feedly
Send to LINE
pocketlinehatebuimagegalleryaudiovideocategorytagchatquotegoogleplusfacebookinstagramtwitterrsssearchenvelopeheartstaruserclosesearch-plushomeclockupdateeditshare-squarechevron-leftchevron-rightleafexclamation-trianglecalendarcommentthumb-tacklinknaviconasideangle-double-upangle-double-downangle-upangle-downstar-halfstatus