不動産を購入するにあたって事前に知っておくべきポイントがい
くつかあります。何をすればよいのか、何にどれだけお金が掛かるのか、
どんな手続きが必要なのかなど、様々な面で不安や戸惑いを感じること
があるかもしれません。そこで、初めての方でも安心かつスムーズに取
引が進められるように、大まかな流れと注意点をご紹介します。
くつかあります。何をすればよいのか、何にどれだけお金が掛かるのか、
どんな手続きが必要なのかなど、様々な面で不安や戸惑いを感じること
があるかもしれません。そこで、初めての方でも安心かつスムーズに取
引が進められるように、大まかな流れと注意点をご紹介します。
1. 希望条件を決める
家族構成やライフスタイルなどを考慮しながら、住みたい地域、住宅の種類、広さや間取り、入居したい時期を決めます。また事前に譲れない条件は何かなど、希望の優先順位を明確にしておきましょう。
2. 資金計画を立てる
不動産はとても高額な買い物です。そのため、借入額や自己資金をしっかり把握して計画を立てることが大切です。希望の物件のおおむねの相場を調べ、予算の目安を立ててみましょう。
また、資金計画には物件の価格以外に手数料や税金といった諸費用(売買価格の約8~10%前後)が掛かることも頭に入れ
ておく必要があります。
3. 情報収集
インターネット検索・新聞折り込み広告・投函チラシ・住宅情報誌、または不動産会社からの紹介など、不動産情報が収集できる方法は色々あります。少しずつ条件を細かくして物件情報を集め、希望条件に合う物件を探しましょう。
カーザにお客様の希望条件をお知らせ頂ければ、公開前の物件情報などもご紹介させて頂きます。
4. 物件見学
気に入った物件が見つかったら、不動産会社に問い合わせをして見学の段取りをつけてもらいましょう。写真と間取り図だけでは把握できない、周辺環境や、物件の雰囲気を直接体感することはとても重要です。気付けなかったポイントや違った
条件が見えてくることもあるので積極的に見学することをおすすめします。納得できる物件がなかなか見つからない場合は、
エリアなどの条件を広げて探してみましょう。
5. 物件を決める
条件に合う物件が見つかったら、購入の申し込みをしましょう。その後、代金の支払いや引渡しの時期など具体的に準備を進めていくことになります。
6. 住宅ローン事前審査
住宅購入の申し込みと同時に、金融機関と保証会社による「事前審査」の申し込みをするのが一般的です。実際に住宅ローンを利用できるのか、また利用できる場合いくら融資を受けられるかを判断する審査です。
もしこの事前審査に通らなければ、融資 が受けられず契約に進めなくなってしまいますので、無理のない資金計画で臨み
ましょう。
7. 契約前の重要事項説明
契約を前に、売買する物件の重要事項について、宅建取引業者が書面を交付のうえ説明することが法律で義務付けられています。契約条件や物件についてとても大切な事項の説明なのですが、不動産や法律の難しい専門用語が並ぶため、不明な点
がある場合は必ず担当者に内容を確認するようにしましょう。
8. 売買契約を結ぶ
重要事項説明の内容を確認して納得できたら、売り主と売買契約を結ぶことになり、条件交渉で合意に達した事項が記載された「不動産売買契約書」が売主・買主双方に交付されます。最終的な確認となるので、契約内容について十分理解し納得
した上で署名・捺印をしましょう。その後、手付金を支払って無事契約成立になります。
不動産売買契約の締結後は、契約書の記載内容に基づいて、双方の権利や義務を履行することになります。義務に違反する
と違約金の支払いが必要になる場合もありますので、不明な点は必ず担当者に確認しましょう。
9. ローン本契約
売買契約が成立したら、正式に住宅ローンの申し込みを行います。金融機関による本審査を経て融資承認が得られれば、金融機関と正式なローン契約を結ぶことになります。
住宅ローンの申込には、申込書の記入の他、数種類の書類が必要となります。売買契約締結後、速やかに住宅ローン申込が
できるよう事前に準備しておきましょう。
10. 残金決済
物件の最終現状確認を行い、建物の状態・仕上がりが契約と相違なければ、残りの代金を支払います。預金小切手や現金で授受する場合もありますが、銀行振込で残代金を授受するケースが一般的です。
11. 引渡し・引っ越し
残金の支払いが確認されたら、住まいの鍵の受け取り、不動産の所有権移転登記物件を経て引渡しになります。その後、引っ越しをして入居となり、売買契約は完了となります。
住民票の移動、各機関への住所変更の届出など忘れずに手続きしましょう。
入居後初めの年には、確定申告で住宅ローンの控除申請もお忘れなく!